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なぜ 不動産屋さんのイメージが悪いのか

写真 不動産屋さんと聞いて思い浮かべる単語は、「いかがわしい」「怪しい」「だまされる」etc etc
なぜでしょう、いいイメージが浮かびませんね。
多くの不動産屋さんは、まじめに真摯に取り組んでいます。ホントですよ。
確かに、これは不動産業界に限った話ではありませんが、悪い業者ってゼロじゃないです。
でも、不動産業界だけがその割合が特別多い訳ではないと思いますよ。

じゃあなぜイメージが悪いのでしょうか?
普通に生活してる方が一生に不動産を購入する機会は何回ぐらいあるでしょうね。
それに対して、不動産屋さんは不動産の売買を年に何度も行ってるわけです。当たり前ですよね。お仕事ですから。
しかも、不動産は全てが一品もの。同じマンション同じ間取りでも、値段が違います。それは新築であってもそうですよね。
向いてる方向や、階数、日当たり、眺望、専用庭があったり、バルコニーの広さや、緊急用の出口があったり、エレベータに近かったり、etc etc
ましてや中古だったら、それまでの使われ方や回りの環境なんかで同じような不動産でも値段が違ってきます。
売るほう理由でも変わってきちゃいますよね、時間がないとか…。

中古のマンションを買ったとします。その後に同じような階数で、同じ向き、同じ広さ、同じ間取りで自分が買った価格より安く売りに出てたら、「高く売りつけられた」「だまされた」なんて思っちゃうんですよ。しょうがないんですけどね。
その時の条件が違いますから、値段も当然違います。そこって当事者しかわからない部分ってありますよね。

普通、不動産屋さんがセールスにくるなんてあんまりないでしょう?たぶん、チラシやネットや看板なんかで告知して、それ見て不動産を買いたいと思ってる方が不動産屋さんに連絡して初めて営業さんと会うってパターンが多いですよね。
もし、あなたがそうして不動産屋さん訪れたとします。ひやかしかも知れませんが、ぜんぜん興味が無いわけではないはずです。
つまり、買いたい気持ちが少しでもあるわけです。もし、全くそんな気持ちが無いのに訪れて、営業さんの手をとらせるって事ができる人ってそんなにはいらっしゃらないと思いますし、なぜそんなことする必要があるか理解できないですよね。
営業さんから見ると、鴨がねぎ背負ってやってくるみたいなものですよね。

買いたいと思ってる人がいて、売りたいと思ってる人がいる。そうすると、条件闘争になるわけですが、圧倒的に売りたいと思ってる人が情報を多く持っているんです。
買いたい人は最初から不利な戦いを強いられるわけです。これは何も不動産に限った事ではありません。
どんな商売も末端の消費者との売買は似たようなものです。
ただ、不動産は価格が相対的に高い上に、一つ一つが全て違って、比べにくいんです。コカコーラはどこで買ってもコカコーラですから、価格比べるのは簡単ですよね。

イメージが悪い大きな原因は、知識と情報量の差が買い手と売り手で大きく違うのが大きな原因だと考えています。
良心的なとこはそこをできるだけ埋めようとするんでしょうが、知ってて当たり前的対応をされると、情報量の少ないほうはなんか納得いかない事があるんですよね。


どやったらいかがわしさを払拭できるのか

結局、情報量の差ってのは埋める事は難しいと考えます。
すると、いかがわしさが残ったままになってしまいます。それを回避するには、同じような情報量を持っているのに、利害関係のない人に助言をもらう事で解決できるのではないかと考えました。
だからこそ、うらない不動産屋が必要なのです。知らない事をサポートしてくれて、満足を持って不動産を購入していただきたいと思ってます。
正直に言いますと、なかなか不動産を買ってもいい人って少ないんですけどね。
リスクとの比較になるのですが、あまりにも皆さんリスクを軽く考えていらっしゃるように見えます。
特にマイホームの購入にはもっと慎重になるべきだと考えています。
マイホーム購入は、幸せな家族を実現するための手段の一つなのに、それが目的になってしまってる方々を多数見てきました。
手段と目的を取り違えると、失敗することが多いように思いますけどね。

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